管理職向けパフォーマンス・マネジメント研修事例

■ 主な狙い
 2014年から、国際標準化機構ISOで正式に導入されるパフォーマンス・マネジメン
 このパフォーマンス・マネジメントの導入に伴い、従来のマネジャーの役割も、従来の目標による管理(MBO)においても、現場リーダーやマネジャーは、最低限の効果を引き出すことが求められ、このための適切なマネジメントがなされているかが問われます。
 1年前に立てた古い目標をいくら達成しても、厳しい競争に負けていては、何もなりません。マネジャーは、自分で実行するより、メンバーが実行しやすい環境づくりを行い、適切なフィードバックを行い、改善策を引き出すことです。
 メンバーに対して、一方的に指示命令やプレッシャーではなく、効果的なモチベーションをすることで、やる気や活力を与え、有能なる人材を有効に活用し、育てられたかが求められているのです。
 過去の事例をそのままやっても、役には立たないことが多いので、顧客に受入れられたかどうかが、問われることになります。
 相手のやる気、能力に応じた個別対応リーダーシップを効果的に発揮し、主体性ある行動を促し、事業家精神を引き出す効果的フィードバックやコーチングできたかどうかです。
 慣れない、自信のない人、何を目指すべきかを意識してない人には、その指針を示し、一緒に頑張るメンター人材を活用します。こういった一連の活動を複合的、統合的に行うメンタリング手法も身につけ、最大のアウトプットを引き出すマネジメント手法を学びます。

■ 研修の概要
 今回のANSI/ISOにおける人材マネジメント、その中でもパフォーマンス・マネジメントのガイドラインの明確化により、従来のISO9000の認証企業においても、その更新の際には、新しいパフォーマンス・マネジメント・ガイドラインにもとづく、審査が行われる予定です。
 これからは、従来のマネジメント・プロセスに、効果を検証するプロセスが入っているだけでなく、一定レベルの効果性が得られているかのかが、審査の対象になります。
 この実現には、各マネジャーがチーム・メンバーの効果性を高める意識を高めるための努力をどれだけしたのかを示すことが求められます。
 従来の目標による管理(MBO)では、とかくノルマ管理になりがちでしたが、各メンバーには、何が求められているのかを明確にして、そのスキルが不足している場合には、だれがその指導・支援を行うメンター等を決め、効果的な指導・支援を行っているかも含めて、効果的なマネジメントを進めているかを示す必要があります。
 本研修においては、ANSI/ISO HRの新ガイドラインで、一体何が求められているのか、その実現に必要なパフォーマンス・コーチングとメンタリング手法を職場でよくある事例で学びます。
 例えば、主体性ある行動を引き出すには、事業家精神を植え付けるフィードバックやコーチング、更には、やる気はあるが、全く経験のないメンバーには、どのようなメンタリングをするべきなのかを分かり易い事例で学びます。
 また、モチベーション3.0の時代の到来に伴い、キャリア意識を引き出すには、キャリア支援を可能にするやりがいが増す共鳴と協創の職場環境を構築するには、どうすべきなのか、そうなったかどうかをどう判断すべきかのか等のマネジメント手法も学びます。
 メンバーの育成をするより、自分でやった方が早いと思い込む社員やメンター候補に対して、人材育成のやりがいを感じるにはどうすべきなのかも学びます。

最新版パフォーマンス・マネジメント研修は、評価者研修ではありません!
 「パフォーマンス・マネジメント研修とは、「評価者用研修」のことですか?」
 と言う人がいますが、この考え方は、もはや現代の考え方にマッチしていません
 既に、パフォーマンス・マネジメントには、(A)競争アセスメントモデルと、(B)コーチング&人財開発モデル2つのモデルがあることを説明しました。
 2012年に認定されたANSI版パフォーマンス・マネジメントでは、コーチング&人財開発モデルを採用したましたので、今後は、ISO標準のパフォーマンス・マネジメントとしても、コーチング&人財開発モデルが採用されることになります。 
 この世界の潮流に従い、当センターが実施するパフォーマンス・マネジメント研修は、すべてコーチング&人財開発モデルにて、実施することにします。
 従い、その対象者は、評価者だけでなく、次世代の経営幹部、すべてのマネジャー、スーパーバイザー、すべての現場リーダー、すべての人財育成・人財開発担当者に広がります。
 マイクロソフト、アドビ、ヤフー等のソフト開発、ITサービス産業の多くでは、従来型のベル・カーブに基づく、ランクづけは取りやめ、コーチング&人財開発モデルに転換した企業が相次いでいます。もはや、不毛なランクづけはもうしないと言う企業が、今や主流になりつつあるのです。
 当センターでは、そのような時代にマッチした最新型パフォーマンス・マネジメント研修を提供して行きます。
 尚、参考までに、アドビのブログにリンクしておきましたので、こちらをご覧下さい。
 これは、大変興味ある記事です。貴社でも大変参考になりましょう。
 参加者が、少数の場合には、下記のインタラクティブ道場(一般公開コース)に参加下さい。
 一般公開コースのコースガイドラインは、こちら
 早稲田大学オープンカレッジでも、最新版パフォーマンス・マネジメント講座を開講します。詳細は、こちら

■ 何が期待できるのか? 
  • マネジャーと現場リーダー、メンター/メンバー/メンティの役割をキチンと理解し、使い分けが出来るようになります。
  • 従来の目標による管理(MBO)の課題とは何か、その改善手法として、マネジャーはどんなマネジメントをすることを期待されているのか?
  • 危機意識、当事者意識、事業家精神を引き出すマネジメント手法
  • 5つの共有関係を構築し、やる気と責任感を引き出すパフォーマンス・コーチング・スキルを修得します。
  • メンバーの能力と意欲に対応した個別対応リーダーシップに応じた効果的なコーチング&メンタリング手法を学べます。
  • 従来の指示・命令から、本人の自主的な決意表明(コミットメント)を促すコーチングスキルを体得します。
  • コーチング風土を醸成するには、どのような環境が必要となるかのイメージづけを進め、協働環境と信頼関係を確立する手法を体得します。
  • リーダーシップ・プロファイルにより、リーダーの一層効果的育成法を学びます。
  • メンター/メンター候補に対して、メンバーの育成実績の重要性を意識づける効果的手法。

■ 日程案(2日コース)



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