やりがいあふれる職場とは?

やりがいを感じる3つの視点


 やる気働きがいは、何が違うのでしょうか?
 やる気は、人間が一時的にでも、前向きな気持や心の高まりを持つ状態を言うことが多いですが、働きがいは、仕事等の内容に関する価値観達成感を言うことが多い。
 皆さんは、どのような時に、働きがいを感じますか? 良く使われるのが、3つの側面での分析です。まず、自分の才能やスキルを活かすことが出来、成長したのか? 次に、興味や好奇心、誇りを感じる仕事が出来る時、更に、自分のやった成果がチームや組織の中で認められ、感謝された時です。
 現在、皆さんがやっている仕事は、この3つの側面をどの位満たしていますか?この3つの側面以前の問題として、必要な道具、機材の準備状況は、当然ありますが、一般的には、この3つの基本条件が満たされると良い状況と判断されます。認めるのは、上長だけでなく、メンターや仲間も同じで、前向きな仕事仲間の存在が大きな励みになるのが現実です。


最高の職場になるための5条件とは?

 高い給与を出せば、良い人材が集まり、会社の安泰と単純に考え、実力主義や成果主義を強めた企業もありました。しかし、高給を払って、雇った社員は、他から更に高給を提示されれば、異動するかもしれない非常に不安定な人材でもあります。また、自分の実力に自信を持ち、一人で出来る自信のある人材は、新しい挑戦を求めて独立する可能性も高い。
 世界中で行われている優れた職場調査においても、給与への満足感を入れるより、職場における信頼感、尊敬の気持ち、公正感、誇り、仲間意識等を中心に調査する事例が多くあります。例えば、インスティチュートモデルの事例が良い事例です。
 中小企業白書でも、職場が個人の成長を支援することで、自分のキャリア達成が出来た社員は、職場に対し、メンターに対して、恩義や感謝の気持ちをもつことで、組織への貢献度も高まる傾向が強まり、職場への定着率が高まっているのと全く同じです。


やりがいあふれる職場になるための13条件とは?

 それでは、やりがいを増すには、どのような職場にするべきでしょうか?
 まず、構成員すべてが安心、信頼できる人間関係が基本になりますが、組織、地位、年齢とは関係なく、自分の意見を話しやすい職場環境にすることがまず第一です。かといって、ばらばらな意見の乱立で終わらず、チームとして、組織としての協働環境を築けるかも課題です。
 また、個人の才能を引き出し、新たな興味を満たし、少し上の挑戦を促す場づくりも肝要です。組織への貢献があったものが、成果として認められるのが通常ですが、個人の希望・期待が強い場合は、これをどれだけ尊重するかで、やりがいが増すことになります。この整合性を十分考慮し、最終決定を行うことが重要です。会社の将来、夢を共有できるような啓蒙活動にトップが積極的に参加しているかも、会社の将来にも大きな影響を与える要因になります。

 やりがいあふれる職場を如何にしたら、構築できるかは、一般公開ワークショップ、「コーチング&メンタリング基礎コース」及び「これが、世界のメンタリングだ」にて学ぶことが出来ます。
 また、個別研修に関しては、企業研修のサイトでいくつかの事例を紹介しております。


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