アジア生産性機構APOがバンコクで開催のタレントマネジメント会議

アジア11か国のタレントマネジメントの普及促進に貢献!
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戦略的人材マネジメント研究会での本会議の活動報告は、こちらからダウンロードできます。

アジアでもタレントマネジメントは、注目の的!
 2012年 9月10−13日、国際機関アジア生産性機構APOが主催して、中小企業でのタレントマネジメントの導入に関する会議が、アジア12か国、18名が参加してタイのバンコクで開催された。
 今回の会議を開催するに当たり、すべての応募者には、2つの事前課題の提出会議内での事例発表を求めたが、最新のトピックスの新しいタイプの会議でもあり、予想以上の反応があり、当初の枠の約2倍近くの応募がありました。厳正な審査のうえ、最終的には、日本を含め12か国から、18名が参加することになりました。
 主な参加者は、各国の生産性センターの本部長・マネジャークラス、中小企業の経営者/後継予定者、大学/教育機関、コンサルタントの4つの部門から参加しています。
 どこの国でも、中小企業は、グローバル化を迫られているが、自力では、難しいケースが多く、それを地域のコミュニティー、同業の企業がコンソーシアムを組んで協業を進めたり、大学の教育研究機関が適切な技術的な支援を進めたり、政府の支援センターが支援することで、グローバル化を果たした事例は沢山あります。これらの成功事例を学びながら、今後どのような形の支援態勢を構築するべきかをタレント・マネジメントの手法を参考に検討するための会議です。
 従来、日本企業は、生産品質では世界1と言われたが、円高の影響もあり、その製造センターの多くは、アジア諸国に移管し、生産性改善に関する指導支援を求められています。
 従来から、5S、改善運動、ジャスト・イン・タイム(JIT)等々の指導を国際貢献の一貫として、実施してきましたが、近年話題のタレントマネジメントは、大手先進企業を中心にして導入が進んでいますが、「中小企業には、果たして役立つのか、それを、どのように進めるべきか?」が今回のテーマになります。
 例えば、シンガポール政府の中で、生産性向上の支援を行うSpring Singaporeは、中小企業に対して、各種の技術トレーニングや支援プログラムを提供しています。その支援の要になるのが、コーチメンターだと言えます。この中小企業の支援をするプログラム(MAP)では、指導員には、タレント・マネジメントの手法を活用して、指導・支援を進めています。
 日本では、中小企業診断士の制度があり、各種の支援を各中小企業に提供しています。しかし、日本の中小企業診断士は、知識中心の試験制度であり、政府の行う中小企業支援策を沢山知っているかどうかを問われ、未だにアドバイサー的な存在として、過去の成功事例を参考に基づき伝統的な指導・支援を実施しており、政府の中小企業支援策のスポークスマン的な存在にもなっています。
 現在では、アジア新興国でさえも、従来の中小企業指導支援策の枠にこだわらないグローバルな視点でグローバル・ビジネスにつなげるにはどのように進めるべきかが大きな課題になっており、今回のタレント・マネジメント会議を開催する要請がアジア生産性機構APOにあったものです。
 今回の会議では、日本のタレント・マネジメントの第一人者である当センターの石川洋氏がチーフ・エキスパートとして、本会議の企画、準備、全7回の講演、会議の進行を進めました。

タイの主要メディアも注目し、トップ記事として大きく取り上げました
 第2日目には、タイのメディア向けのインタビューも行われ、多数の記者が参加し、タイ生産性機構のプハニット博士、国立人材開発院NIDAの助教授が、チーフ・エキスパート(石川洋)、タレントマネジメントソフトサプライヤーを代表して、シルクロードテクノジー社東アジア地区の総支配人に対して、代表質問を行いました。
今回のタイのメディア関係者用のプレスインタビューに、多くの参加者があったことから考えて、タレント・マネジメントに対する関心は非常に高いと言えましょう。


国の壁を超えた前向きなディスカッションが4日間続きました!
 前半では、各国がかかえる人材マネジメントHRMの課題、課題に対する改善案、世界のタレントマネジメントの最新情報を学び、後半では、タレントマネジメントの手法を参考にして、中小企業への導入を、今後どのように進めるべきなのか、自社内では、限界があるのであれば、支援センター、大学・教育機関、外部のコンサルタントには、何を期待したいのか、或いはどんな支援なら出来るのかを熱心に話し合いました。
 国や風土が違うものの、アジアの各国がそれぞれの事情を理解し、共通項を引き出そうとする活発な議論が続きました。

 国の違いを乗り越えて、積極的な提言がありました!
最終日には、4グループから、これから何をすべきかの発表がありました。
 政府系の支援センターの果たすべき役割が予想以上に大きく、地域のコミュ二ティーが支える風土づくりも大切だと言うことを再認識した様です。
 また、コンサルタントグループも、各自の得意分野を広げて、どのような視点で必要な支援をすべきかを発表して頂きました。
 地域、風土は違えど、多くの共通点も多く、大変有意義なものであったとの意見を頂きました。
 特に、今回参加の3人のコンサルタント(タイ、インド、インドネシア)は、すべて女性で、そのうち2人が博士号を取得した優秀な人財です。アジアのタレントマネジメントは、これらの女性の優秀人財に支えられているのだとの印象を強く受けました。

修了書を手にして、1年後の再会を誓いました!
最後は、修了書を手に、皆さんホットした様です。
 アジア12か国は、友達なのだとの意識が高まり、再会を誓い合う姿が多く見受けられました。

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