タレントマネジメントをスムース導入するための戦略的セミナー
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最新版タレント・マネジメント1日凝縮コース

 欧米企業でのタレント・マネジメントの導入に刺激されて、グローバル企業を目指す日本企業でも、タレント・マネジメントを導入する動きが、急速に進んでいます。
 しかし、高価で、多くの機能をもつタレント・マネジメントのソフトをいくら導入しても、トップがタレント・マネジメントをどう使いたいかを明確にして、自らも注目していることを示さないと、生きた情報もインプットされず、この運動も本格稼働しないことになりかねません。優秀な人財を他の部署にとられたり、成長した部下のために、自分の立場を脅かされることを懸念するマネジャー/リーダーが意外と多いのが現状です。
 また、メンバーの自律が進まない、トップダウンの強い組織でも、この優れた仕組みも直ぐに効果を発揮するのは難しくなります。
 それでは、「一体、どうしたらうまくタレント・マネジメントが機能するのでしょうか?」、それが本ワークショップ/セミナーの大きなテーマです。
 タレント・マネジメントのソフト会社が提供するマニュアルでは、含まれる機能の説明はしてありますが、「タレント・プールの考え方が何故重要なのか?」、「次世代経営幹部には、タレント・マネジメントの活用法には、色々なやりかたがあり、それをどう使いわけて、業績に貢献できるのか?」、「次世代の経営幹部/リーダーには、何が重要なのか?」等々を学ぶことは出来ません。
 本セミナーでは、「次世代の経営幹部、次世代のリーダーに不可欠な発想」と、「潜在力ある人財の活かし方」、「有能な人財に更にやりがいを感じてもらう実践的な手法」を学ぶことができます。
 この意識改革を推進すると、タレント・マネジメントの仕組みをよりスムースに導入できるようになります。
 タレント・マネジメントでは、ポテンシャル人材潜在的能力をもつ人材)の隠れた才能(タレント)や強みを引き出し、活躍できる場を提供し、成功事例を共有化することで、社内や社外の有望人財への大きなモチベーションにもなり、働きたい企業でのランキングも飛躍的にあがります。
 自分がした仕事だけを、評価するのではなく、より広い視野で見られるマネジャーこそが、次世代の経営幹部になる時代です。
 タレント・マネジメントは、先進的企業の最優先課題と言われ、世界最大のHRMプロのコミュニティである人材マネジメント協会SHRM、更には、全米人材開発協会ASTD(ATD)でも、最重要テーマとして注目を集め、特に、競争の厳しい業界では、導入が進んでいます。
 今では、米国企業に留まらず、欧州、アジア(インド、中国、台湾他)やアフリカ中南米の新興国、中東諸国の先進企業では、最優先のHRM課題として、注目を集めています。
 いまや、グローバル企業を目指す全ての企業は、この新潮流を無視しては、優秀な人材の確保や維持が、難しくなったのです。
 次世代の経営幹部、次世代のリーダーを目指す人も、是非参加ください。自分の意見を気兼ねなく言える学習環境で、今後の夢を培って行こうではありませんか!

講師:石川 洋(いしかわ ひろし)
ASTDのタレント・マネジメントコース日本最初の認定取得者
元国際機関アジア生産性機構APO タレントマネジメント担当チーフ・エキスパート
(アジア諸国へのタレント・マネジメント支援活動の実施)
国際メンタリング&コーチング・センター代表
株式会社スマートビジョン 代表取締役


セミナー概要
 市場の競争環境が急速に変化する現在、顧客や市場のニーズをキチンと捕え、協力して新しいものを作り出せる人財が求められています。これを達成するには、顧客や市場のニーズをキチンと理解し、社員の持てる能力や才能を引き出し、強みとして育て、必要なスキルや能力のある人材との協創環境を組織横断的に構築し、各自の適性を有効活用し、職場の生産性を向上させ、成果に結びつける効果的なプロセスを確立します。この実現には、各人材のキャリアの引き出し、データベース化が必須ですが、これは最初のステップにすぎません。
 この人材データを活用出来る職場の意識改革が進められているかが問われているのです。
 更に、グローバル企業として、すぐれた職場となるために求められる必要条件、その実現のための基本的考え方と進め方を学びます。従来の人材育成で、どこをどう意識改革し、変革するべきなのか?  皆さんとのコミュニケーションをしながら学ぶ貴重な1日になります。
 なお、2014年の4月コースからは、SHRM/ANSIがまとめた戦力計画(WorkforcePlanning)条項案記載の内容を含めて学べます。この内容により、2015年頃には、ANSI版のHRMの標準にも、戦力計画(Workforce Planning)条項が登場することになりましょう。 
 参加者の皆さんは、早めに準備を進められますので、大変効率的な導入が可能になります。
 ASTD版のタレント・マネジメント概念SHRM版のタレント・マネジメント概念を比較しながら学べますので、皆さんの会社が目指す方向性を念頭に、最適の選択が可能になります。
 本コースでは、2012年9月、アジア生産性機構APOのタレント・マネジメント担当チーフ・エキスパートとして、バンコクで開催した中小企業向けのタレント・マネジメント会議(全4日間)の企画及び講師の経験を持つ講師から、「グローバル・ビジネスで成功するための秘策、アジア各国でのグローバル・リーダーの育て方、優秀なグローバル・リーダーが、優秀人材が定着するカルチャーのつくり方」「大企業向けと中小企業向けは、どんな違いがあり、どんな配慮が必要なのか」を学ぶ大変良い機会にもなります。
 日本で一番充実した最新情報満載の「タレント・マネジメント」テキストを使用して、皆さんの抱えるテーマを中心に実践的なアプローチでワークショップを進めます。

タレント・マネジメントの急速な発展の6つの背景
 欧米、更には新興国において、タレント・マネジメントが急速に普及した背景には、それだけの背景が存在します。
 まず、リーマン・ショック、100年の一度の経済危機の到来で、リストラが荒れ狂い、職場風土の意気は、沈滞したことは否めません。その中で、多くのパラダイム・シフトが進行し、かつてのリーダーは、市場から退出するケースも多発しました。その中でも、イノベーションを生み出す企業風土が、最も重要とされ、その実現のために一番有効な仕組みとして、タレント・マネジメントが注目されだしたのです。
 近年は、ハーバード、スタンフォード、ウォートンスクール等の有名大学では、経営者に対して、タレント・マネジメントのコースを実施したところ、大変な人気を博し、MBAコースの課目としても採用され、優秀な学生は、タレント・マネジメントを積極的に導入する企業に行きたがる傾向が増しました。従い、優秀な学生の応募者を増やすための得策としても、タレントマネジメントは、注目されるようになり。
 また、急成長するアジアの新興国へのグローバル・ビジネスをスムースに進めるうえでも、人材の流動性は、重要な施策とされ、その実現には、グローバルなタレント・マネジメントの導入が重要視されました。
 多くの欧米企業では、生え抜き人材が育たないのが、悩みの種でしたが、すべてのマネジャーには、戦略的目標を達成するため、メンバーの強みを活かすための最大限の努力と長期的な人材開発を重要な使命とし、頻繁にフィードバックするパフォーマンス・マネジメントモデルが年々普及しています。
 根深いエンゲージメント問題、更には各種のアライメント(連関性)の問題を含めて、統合的な対策として、タレント・マネジメントの効果性があると注目されはじめました。
 インドは、国策で「ソフト大国」を目指してますが、この実現にはタレント・マネジメントが必須であると判断し、有力企業では、これを強力に推進した経緯があります。このため、「優秀な人財にも魅力ある企業」として認知され、企業ブランドを高めたのです。 
 これらの多くの背景から、タレント・マネジメントは、大きな飛躍を迎えています。 
 2010年に改訂されたAACSBの新HRMガイドブックでは、タレント・マネジメントは、MBAコースでの必須課目となり、更なる普及が見込まれています。


タレント・マネジメントのスムースな導入への必須条件を学ぼう!
 それでは、このような非常に役にたつと思われるタレント・マネジメントですが、タレント・マネジメントのソフトを導入すれば、皆が喜んで導入するかというと、そう簡単ではない現実があります。 
 タレント・マネジメントは、欧米企業の有名企業では、多くの企業で導入されていて、あって当たり前の存在になってますが、これがあることで、企業ブランドがあがり優秀人財を採用しやすくなります。
 従い、導入後の価値創造も考慮に入れて、長期的な視点で検討すべき時代です。
 まずは、タレント・マネジメントの主な導入の目的を明確にして、それに最適なソフトを選定することになります。今では、100を超えるタレント・マネジメントのソフトが存在しますので、その選定には、将来の拡大戦略を考慮に入れて、選定しないと将来つまずくことになりかねません。グローバル・ビジネスを既に行っている場合は、彼らの導入状況を念頭にいれて、グローバルな視点で判断する必要があります。
 最近は、クラウド版が主流で、導入費用も、現実的なお手頃な値段で、保守の心配もなく導入が可能になりました。
 日本企業でも、将来アジア展開を予定している場合にも、アジアの拠点でのグローバル人財の育成を念頭いれて、現地で導入/運用/保守がしやすいものが重要になります。
 本社が現地に相談なく決定して、本社の都合だけで押し付けても、現地での熱意を削ぐ形になりますので、現地側への充分な配慮が必須でしょう。
 欧米の有名大学で教育を受けたグローバル人財は、企業全体でタレント・マネジメントに熱心だと感じ、自分も働いてみたいと判断し、応募数も増えますので、可能性ある新世代人財を惹きつける絶大な効果も期待できます。
 特に、注意を払うべきは、日本側の経営幹部マネジャーの意識改革が最低限必要になりますので、これを改善するためのパフォーマンス・マネジメント研修を定期的に実施しているかどうかでも、大きな違いが生じます。
 これがないと、折角タレント・マネジメントのソフトを導入しても、「基本的な誤解の解消ができずに、多くのマネジャーからの協力を得られず使われないまま、経費ばかりがかかり、本格導入をあきらめざるえない」ことも予想されますので、ご注意下さい。
 まずは、タレント・マネジメントの導入担当者が、早めにタレント・マネジメントコースに参加して、事前に戦略的な導入計画を立てることが重要になります。

タレント・マネジメントコースに参加すると、予想される10の気づき
  • 「才能」を引き出し、「強み」を更に強化する重要性を強く感じました。
  • 才能を見つけて、育てられる人財が社内で、どれだけいるのか心配です。
  • 潜在能力」の人材開発に力を入れるのは重要だと思いますが、会社からの期待が高くなって大変になりそうですね。
  • 新興国でも、この取り組みが急速に進んでいるとすると、日本企業も力をいれないと人財流失が心配です。
  • 優良企業として認められるための看板」が必要だと思います。
  • グローバル人材の維持確保の視点、グローバル企業が目指すべき方向性として、大変参考になりました。
  • 配属先が人財を独占する時代ではなくなったのですね。
  • これを達成するには、長い道のりになりそうですが、やってみる価値がありそうです。
  • わが社の経営層も、本件にもっと真剣に取り組むべきではないですか。
  • わが社も、人事系、人材開発系のマネジャーを、「タレント・マネジャー」と呼ぶと、当事者の意識も変わりそうですね。

【主な対象者】
【セミナー使用教材】
市場のニーズを実現するスキルを持つ人材開発を
目指し、戦力強化計画を推進し、継続的に発展する
企業にしたい方

・人財の育つ、人財を育てる職場環境を構築したい
と考えている方

・全社的な人財活用、人財開発をスムースに実現す
るノウハウを学びたい方

・グローバル企業を目指して、世界でも通用する優
れた職場環境を構築したいと考えている方

 特製のタレント・マネジメントテキストが参加者
に提供されます。このテキストには、全米人材マネ
ジメント協会ASTD及び人材マネジメント協会
SHRMでのタレント・マネジメントに関する流れ、
ASTD版キャリア計画・タレント・マネジメント認
定プログラムの情報を参考に、使える情報として新
規制作したものを使用します。

 

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