2020年版グローバル風土レポートによると、多くの職場では、仕事を消化するのが、大変な情況にあり、新しい体験をする機会もない、将来の準備のためスキルを磨いている時間も意欲も残ってない、燃え尽き症候群(Burnout syndrome)の症状が見られる人が何と79%もいると言われます。
会社も、これを改善するために、将来に投資する計画がないことが多い。これでは、体力も意欲も継続しないことは、確実な状況と言えます。 時代の急激な変化に対応できる能力を鍛え、燃え尽き症候群を改善するため、従業員体験(employee experience)の機会を得られる仕組みづくりをしたり、しあわせ促進活動(Wellbeing Initiative)の必要性がこれから増していきます。 多くの先進IT企業では、職場でのエンゲージメント状況や満足度を把握するために、毎月、パルス調査を行う仕組みづくりをするエンゲージメント2.0にして、更に進んだエンゲージメント3.0に進展することになります。 |
エンゲージメント3.0は、なぜ必要なのか? |
それでは、エンゲージメント3.0では、どんなことするのでしょうか? エンゲージメントを把握するには、年に最低2回、エンゲージメント調査を行うのが普通で、この結果に基づき、必ず、改善計画を立てて、着実に実行するのが基本です。
しかし、これだけでは、エンゲージメントの改善ができるかは疑問です。 最近のタレント マネジメント ソフトでは、パルス調査機能がついてますので、これを使って、迅速かつ簡単に集計・分析が可能になります。 また、マイクロソフト 欧米版Office 365では、Team, Workplace analyticsというソフトがついてますので、これを使って、迅速集計・分析も可能になります。 Betterupというパフォーマンス マネジメント ソフトを使うと、継続的なフィードバックや、AI機能により、スマホを活用して、正しい行動を促すナッジ(Nudge)が可能になります。 今後は、同様の機能が、他社のソフトにも搭載され、タレント マネジメント ソフトのバージョンアップにより、より多くの機能が追加されます。 また、組織ネットワーク解析機能(ONA)機能つきのソフトであれば、これからどう行動すべきかのヒントを得ることができます。 そうなれば、本来のエンゲージメント3.0の世界が実現されることになります。 いずれにせよ、近い将来には、スマホを活用して、クラウド型のAI機能の活用により、エンゲージメント3.0の実践的活用の世界が開かれることになります。 HRテックの進展により、これらが可能になれば、エンゲージメント3.0の世界が当たり前の時代になりましょう。 |
エンゲージメント3.0の実現で、エンゲージメントはこんなに広がる! |
エンゲージメント3.0の世界では、社員が自らのスマホを活用して、記録した生の映像が、紹介される社員ポータルが普及します。
エンゲージメント2.0では、人事や情報部門の支援のもと、各事業内人事担当が中心になり、情報の収集・分析が行われますが、エンゲージメント3.0では、やる気のある社員が主体的に、自慢の映像を投稿したり、閲覧できるようになります。上から与えられたものでは、満足が得られないので、自ら実践する場を提供することで、職場の活性化が実現できるのです。 社内だけに拘らず、内外のプロジェクト チーム全員が参加することも重要になります。この流れを促進するため、各種の作品コンテストを実施する必要もあります。 この内容を充実させ、社外の関係者や、採用候補者にも公開することで、会社のブランド イメージも改善し、優秀な人財の採用にも役立ちます。 この情報共有の広がりを促進するのは、やる気のある社員たちであり、外部の宣伝マンや、広告費の投入より、一層効果的だと言われています。 具体的にエンゲージメント2.0及び3.0への進展をどう進めるべきかは、一般公開講座、メンタリング活用コースにて、学ぶことができます。 また、個別研修に興味をお持ちの方は、概要編、実践編、タレント開発編をご覧ください。 更に、職場活性化プロジェクト、しあわせ配達プロジェクト等の個別研修の実施提案もご希望により、行っておりますので、こちらから、無料個別提案の希望をお知らせください。 |
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国際メンタリング&コーチングセンター
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