この「SHRM2018シカゴ大会の速報」は、ほんの一部の情報です。
2018年9月及び11月開催のSHRM2018コンファレンス 視察報告会の発表資料は、こちらから ダウンロードできます。
戦略的人材マネジメント研究会の開催案内は、こちらをご覧ください。
尚、更に、詳細の情報は、一般公開コースに参加すれば、より詳細な情報をテキストで
入手でき、コースの中で関連するロールプレイ演習も体験できます。
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開始3年で、110,750名以上のSHRM CP/SCP認定者が誕生! |
2015年より、開始されたSHRM SCP HR認定者は、2015年6月当時は、50,000名だったが、2018年4月
現在には、なんと110,750名の認定者が誕生した。これは、予想以上に、順調に進んでいることを示している。 CP/SCP HRプロ認定では、人材マネジメント関連の基本的知識だけでなく、HRプロとしてのコンピテンシーを理解し、積極的、戦略的に問題解決、意識改革に取り組むことが求められる。ここが他のスキル認定とは全く異なる点だ。 多くのコーチ認定では、経営学の勉強を特別する必要はないと説明している所が多いが、SHRM CP/SCP HRプロ認定では、人材マネジメントの最新知識を必要としているだけでなく、HRプロとしての基本的心構えとしてのSHRMコンピテンシーを理解し、戦略的に挑戦する意欲のある人材をHRプロとして認定し、企業内での課題の多い意識改革の先頭に立ってもらおうという期待が込められている。 このような点もあり、今年のSHRM 2018コンファレンスで紹介されたHRプロのほとんどがSHRM認定者になっており、SHRM幹部になる人では、特に重要な条件になっている。 欧米一流企業でも、HRプロの重要性がまし、M&Aプロジェクト、企業風土改革等の大プロジェクトでは、SHRM HRプロ認定者が、優先的に登用される状況になってきた。当然、給与、人事評価、昇格、キャリア認定でも、優位になるケースが、増えてきたと言える。 日本の外資系企業でも同様の状況がうまれつつある。この認定試験は、すべて英語で行われることもあり、欧米およびアジアの大学や大学院の卒業生が有利になるのは当然のこと。日本の大学卒業生には狭き門になる可能性が高い。 外資系企業で、HRプロとして活躍したいと考えている方は、この点も留意して、SHRM CP/SCP HRプロ認定の準備を早めに進めることをお勧めしたい。 最近のSHRM CP/SCP認定試験では、SHRM Learning SystemのAssessmentと全く同じ問題は出題されないが、知識問題では、多少切り口の違う、類似問題は、結構多数出題される。 また、最新のトピックスは、よく出題されるので、特に注目しておく必要がある。 たとえば、日本では「働き方改革」として、色々な施策が決まっているが、この多くが、ILO等で、議論され、ILO2030 Agendaにも掲載されている。日本政府の解釈とILO等のアジェンダに掲載されている内容は、ニュアンスも、意味も結構違うものもあり、世界的機関で議論されている国際的な人材マネジメントの課題を理解して、日本版との違いを理解しているかを問われることになる。 最近、ILO 2030 agendaのDecent workの内容が出題されており、日本の仕組みと世界での議論の両方を理解していないと回答できないものが多くなった。 特に、日本と欧米では、とらえ方の違いがよくあり、この点もよく理解していることがもとめられる。 「日本の常識は、世界では、非常識である」こともよくあることを理解しているかどうかが、カギになる。 欧米諸国で進められている人材マネジメントの動きを学びたい方には、日本人材マネジメント協会JSHRMの自主運営研究会として、SHRMコンピテンシー研究会がありますので、この研究会に参加し、最新の知識を学んでください。 SHRMコンピテンシーに興味をお持ちの方、SHRM CP/SCP認定に挑戦してみたい方は、SHRMコンピテンシー研究会に参加して、勉強仲間をつくり、互いに学ぶ関係を構築することで、その第一歩が開らかれます。 SHRMコンピテンシー研究会に参加希望の方は、こちら |
People analytics, Workplace analytics分野での進展が注目の的に! |
SHRM2018シカゴ大会に参加して、最初感じたことは、広い会場の多くで、Free wifiが使え るようになった。 従い、紙のガイドブックを持ち歩く人がへり、スマートフォンや、タブレットで、会場を検索し
て、目的地にいくことが簡単にできるようになった。 昨年度より、紙でのアンケート用紙やConference Todayの配布もなくなり、SHRMのボラ ンティアの仕事も楽になったようだ。一部の注目セッションでは、紙でのアンケート配布も残って いたが、これは一部で実施されだけにすぎない。 また、Twitterによる投稿が、迅速に、スクリーンに掲載されるので、一部の人の写真も掲載さ れたが、投稿のかずが多くなると、どう選択しているのかが気になる所だ。 今年は、3スクリーン式になり、横長の会場になった。早めに会場にくる人も多く、待ち時間を つかって、芸人が時間稼ぎをしているのは、昨年同様だ。 今年から、長年MCを務めてきたベテラン アンカーが、CBSの若手アンカーに交代。イメージ チェンジを試みている。 今年から、SHRM CEOの交代もあったが、新しい方針が発表された訳でもなく、ピープル マ ネジメント世界同盟WFPMAとの共同開催もあり、国際色が多少ました印象がある。 2017年度は、ミレニアル世代対策が中心のテーマであったが、今年は、更に、若手の理解を たかめるため、Google的なPeople Analyticsや、Workplace analyticsをどう普及させる かの事例が注目を集めた。 従来慎重であった大手IT企業のIBMやマイクロソフト自らも、自社にPeople analyticsの導
入を決断し、これをビジネスとして推進する方針を打ち出した。SHRM2018コンファレンス では、この関連の導入報告が注目され、これらのセッションは、大ホールで実施しても入りきれ ず、いくつかのサテライトが必要になったほどの盛況を呈した。 また、今年は、基調講演のペンシルバニア大学のグラント教授に他に、コロンビア大学経営 大学院、モチベーションセンター副学長、グラント教授が、如何に効果的に影響をあたえるかの 講演、コロラド大学HRディレクターがWorkforce managementの講演をおこなった。 伝統的な各種のリーダーシップ手法から、関係者にどの様に影響をあたえるのか、やる気にな ってもらうのか、Infulencerとしての存在を目指すセッションが急速に増えてきたと言える。 また、今年は、SHRM発行の資料として、「Performance management that makes a difference :Aneveidence-based approach」が、大量に印刷され、無料配布された。本資 料は、こちらから無料ダウンロード可能だ。 この内容も非常によくできた資料であり、今後のSHRMの基本方針になる、An eveidence- based approachのキーワードが含まれている点に注目したい。 今回のSHRM2018シカゴ大会からも、これからの新しいグローバル人材マネジメントの潮 流を体験する機会はあったが、次回の戦略的人材マネジメント研究会では、「これからの日本 の人材マネジメントは、どうあるべきか!」「私なら、こう変えたい!」を考えてみることに したい。詳細は、こちら。 尚、本研究会では、知識の習得より、みなさんの実務でどう導入すべきかのヒントを得ることを 主な目的としているので、ディスカッションへの積極的参加を期待しています。 |
職場での着実な導入と定着を支援する
国際メンタリング&コーチングセンター
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