HR Magazine誌5月号でも、メンタリングがトップ記事に! |
人材マネジメント協会SHRMの機関誌 HR Magazine 2018年5月号のトップ記事に、
メンターの重要性 がとりあげられました。 従来から、多くの企業で、目標管理MBOは実施されていましたが、とかく、現場リーダーや マネジャーは、多忙なこともあり、仕事をメンバーに全面的に任せしたり、結果が見えないと、 やたらとプレッシャーをかけたりするのが主な仕事たと思われがちでした。 年一評価はしても、上司と社員の納得性は低く、説明責任を問われていたのが現実でした。 必要に応じて、メンターを決めて、指導監督をしたものの、十分な指導ができない状態も頻繁 にみられました。 ミレニアル世代(19−38歳)が、社員の大半を占める様になると、X世代(39−53
歳)との考え方や行動スタイルの違いもあり、彼らにあったものが必ずしも、行われていなか ったのが現状です。 これを改善するため、近年、多くの欧米先進企業では、最新版のパフォーマンス マネジメ ントを導入し、従来の上から目線での評価するより、むしろ、日ごろから、職場の多世代が協 力して、ミレニアル世代を育て、支える体系に転換が進みました。これが、新パフォーマン ス マネジメントへの新たな展開です。 この新しい考え方は、日頃の日常業務において、先輩とか後輩とかの関係ではなく、仕事の
役割や各自の強みに応じて、メンターを決め、コーチング、フィードバックを効果的に実施 する支援関係を構築することが、カギになります。 従来の公式メンタリングによるピラミッド型のメンター体系にとらわれない、育成体系を如 何に構築するかが最大の課題になります。 メンター経験を重要なキャリアとして認め、5世代が、仕事の役割に応じて、互いの得意分 野を明確にして、メンター関係を構築したり、ITスキルの優れた若手メンターには、ITに疎い ベテラン社員をメンティにして、互いを認め合い、コミュニケーションを活性化する動きが進 みました。 HR Magazine5月号では、HR Professional の世界でも、SHRM SCP認定取得者が、メ
ンターになり、SHRM CPをメンティとして、メンタリングをおこなったり、HR Professionalが、各事業事業部のマネジャーや現場リーダーをメンティとして、キャリア メ ンタリングを推進する事例も紹介されています。 また、SHRM SCP/CP 認定者には、会社全体のキャリア メンターとして、活躍が期待さ れているとのメッセージを送っています。 |
リバース メンタリングとは? |
このようなメンタリングの全社的な展開の中で、一番注目を集めているのが、リバース メンタリングです。 |
リバース メンタリングの導入事例 |
グーグル検索で、reverse mentoringと検索すると、リバース メンタリングの導入事例が |
国際メンタリング&コーチングセンター