(1)導入事例1:地域展開中の小売業A社の人材育成戦略
質問:A社では、ここ数年着実に成長しており、従来の成功モデルがようやく、 確立されてきましたので、今年度からは、地域拡大戦略を実施する予定です。現在、人材育成が最大の課題です。今後新規開店する店舗が、成功するかどうかで、会社 の真価が問われることになります。それでは、人材が育つ仕組みづくりにどのよう に取り組んでいくべきでしょうか? |
飛躍へのきっかけとなるのは? |
皆さんは、元スタンフォード大学院で教えていたビル・コリンズ著「ビジョナリー・カンパニー2、飛躍への法則」をお読みになりましたか? 原作が「Good to Great」と言われ、単なる「優良企業」から「偉大なる企業」に格上げされるために、何をなすべきなのかを膨大な調査の結果として集大成されました。正しく、「飛躍へのきっかけは、一体何なのか」です。一番大切な点は、「一人の天才を1000人で支える体制づくりをする」のか、「顧客を喜ばせる人材を1000人育成する」のか、どちらが会社の業績に、良い影響を与えることが出来るのかの判断になります。今回の地域拡大戦略においては、当然のことながら、如何に「顧客を喜ばせる人材を1000人育成できるか」がそのテーマになることは、自明です。それでは、どのようにしたら良いのでしょか? |
成功への第一ステップは、満足保証! |
まず、考えるべきことは、「満足保証の仕組み」を如何につくるかにあります。小売業でもただ単に安かったから、買った顧客は、他にもっと安いものがあれば、今後はそちらから買うことになりかねません。もし、顧客が「買って良かった」と思うような商品やサービスが提供されれば、ブランドのイメージが高まり、同じブランドを優先して検討するようになります。この状況を如何に作れるかが、企業の生命線になります。お客様が商品やサービスを使用する目的、用途、好みは、全く違いますので、それぞれに対応できる「人材の育成が最大の鍵」になります。このニーズにあった人材を短期間に養成出来る仕組みを如何に作るかです。それを可能にするのが、育成支援プログラム(英語名:メンタリング・プログラム)です。
例えば、新入社員あるいは、パートやアルバイトに新入社員研修を実施するのは、最低限必要ですが、この後は、現場での体験が重要になります。「すでに、OJTとして、先輩が後輩の指導をしているよ!」と考えがちですが、「間違いだけの指摘、自分のやりかたの押し付け」に終始していませんか? これでは、お客さまの気持ちを理解して、お客様の目線で考える学びには全くなっていませんので、言われたことだけやる人材になりがちで、「買って良かったと言う顧客を増やす」のは難しいでしょう。この買って良かったと言う顧客を増やすための指導支援をプログラム化して、一定期間(半年か1年)実施して、効果測定をする手法により、指導・支援法が効果的だったのかを浮き彫りにし、業績との関係性も明確にします。これを育成の「見える化」と呼んでいます。 |
地域拡大プロジェクト研修案 |
参考までに実施事例を下記に示しますが、詳細の実施プランは、皆さまとの打ち合わ せに基づき、企画立案し、実行することになります。目標達成型、仮設検証型ですので、少なくとも中間期で効果測定後、軌道修正を加えれば、最終結果は、予想以上の効果をあげています。是非、無料見積及び提案をご利用頂き、ご検討下さい。 |
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国際メンタリング&コーチングセンター
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